地球の密度の中心で『発達障害とともに人生を歩まれてきた方へ』

前書き

皆さん お元気でお過ごしでしょうか(o^^o)。

今回は、これまでのセッションの経験から、どうしてもお伝えしたいことがあり、この記事をまとめることにいたしました。ほぼブラジル-カーサからの帰りの飛行機の中で書き上げました。ある意味、エンチダージの言いたいことをまとめただけかも知れません。カーサのカレントルームでは本当にたくさんのことをエンチダージとワークするからです。

お伝えしたいことは一言で申し上げれば、「【新しいヒーリング】における大いなる希望」の話です。

難しい質問

「ヒーリング」を生業としておりますとよく尋ねられることがあります。

「家族や知り合いに『発達障害』の人がいるのだけれども、そういう人にヒーリングは効果あるのか」と。

私自身は医療関係者や心理療法士ではないので最初は発達障害については全くの無知でした。その後、そうしたクライアントさんに出会い、関連する書籍を読み、専門家にも話を聞くうちに、発達障害と呼ばれる人たちにとって、なにが「障害」なのかということを自分なりに理解できるようになりました。

現代医療の考え方では「発達障害」は生まれついての脳機能障害の一つと理解されています。一般的には幼児の頃から症状が現れると言われます。ただ、両親も含め、周囲の人は気づきにくいようです。

他者とコミュニケーションをとることが難しい、特に口に出さなくても通常の人が当たり前と思っている行動規範のようなものが守れないこと、ケアレスミスが多い、一つのことに集中することが難しいあるいは集中しすぎてそればかりになってしまう、というような特徴があります。

そしてなにより考慮すべきは点は、本人が感じている「生きづらさ」だと思います。

発達障害とはなにか

発達障害はいくつかのタイプに分類されます。

ASD(自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群)
※スペクトラムとは「連続体・集合・展開」のような意味で、それに基づく行動様態の範囲全般を指します。
よく「空気読め」といいますが、その場にいる人たちがどのように考えているのか、対面している相手の気持ちを考える、あるいは全体の思惑を推量するとういうような「他者・集団への忖度力(そんたくりょく)」、そして相手の言ったことをその場で正しく理解すること、また自分の伝えたいことを人に分かるように表現して伝える「コミュニケーション力」、そして「次に何が起こるのか」を心に描く「想像力」、以上のような能力が低いということ。それから自分の決めたこと、興味のあること、自分が安心できる環境等への「強いこだわり」があることなどです。

■ADHD(注意欠如多動性障害)
これもさらにいくつかのタイプに分けられています。
多動性優勢型
順番を待つことが出来ない、自分勝手に話し出す

■衝動性優勢型
思いつくとすぐに行動する、人の発言に割り込む

■不注意優勢型
ミスが多い、気が散りやすい、切り替えが難しい、遅刻が多い

■LD(学習障害)
知的障害ではないけれども読んだり聞いたりする情報を正確に認識することが難しい
聞く、話す、読む、書く、計算する、推論する能力のうち、どれか一つが困難な場合

結果を意図してはならない

私はヒーリングを始めた当初より、ヒーリングというものは「結果を意図してはならない、自分が指揮しようとしてはならない」と自分に言い聞かせて来ました。

「結果を意図する」ということの意味はクライアントの病気が良くなること・治ること、クライアントの「現在の望み」が叶うこと・現実化すること、というようなことです。もちろん、私はクライアントが「良くなりたい」、「現状の不快感を取り除きたい」という気持ちは良く解ります。そしてそれが目的で自分の元を訪れていることも知っています。

ただ、私自身がヒーリングを行ってきたことの実感として、「この病を治したい」、「この部分を元に戻したい」と思って、病気や患部にフォーカスしてヒーリングを行うとエネルギーの流れは弱くなります。

そして実際、エネルギーワークをしたことがある人であれば、クライアントの肉体の周囲で手を動かすと、エネルギーは患部ではなく、まったく関係の無い別の場所で強く流れることも多いことを実感しているのではないかと思います。そこでなにが起こっているかを理解するのはなかなかに難しいことです。

治したいと思うのは私自身のエゴであって「表面に見えている病という現象」は、本当はもっと大きな、その「クライアント自身のグランドプランにそって作られている現実のほんの一部」というのが真実のように私は感じています。私たちが五感とマインドで導き出すのはあくまでも「ポイントオブビュー(狭い視野で見る景色)」のことです。

そこでヒーラーが取るべき態度は、癒やしの主体となることではなく、エネルギーの「導管・媒体」となることです。もちろん、エネルギーを最大限にクライアントに届けるために最も優れた「導管」になれるよう、自分自身の浄化を行わなければならないことは言うまでもありません。

私自身は「すべての人」は「霊性の向上」という上昇螺旋を「自分の抱えている現実」を足場にして、常に登っていかなければならない存在である、と思っています。そういう意味で病気という現実もまた私たち自身が作り出している現実の一つです。

「霊性の向上」というとなにか偉い人になる、立派な人間になるようなことをイメージして、自分はそんな立派な人間にならなくていい、とそっぼをむく方もいるかもしれませんが、それは別に人に尊敬されるような、品行方正・人品骨柄いやしからぬ人間になるというような大上段に構えた話のことではありません。

赦せない人がいたら赦していくことであり、怒り、悲しみ、嫉妬心、執着、敵意というようなため込んできたものを手放して、人に対しては思いやりや愛を持って接していくことです。それは「関係性の重いエネルギー」を取り除いていく、愛のある視点から行動する、といってもよいでしょう。

クライアントの病気が治る・良くなるということはクライアント自身が作り上げた現実からの学びを終えたということであって、病というものが自分の作り出すもっとも近い現実の一つであると改めて理解することだと思います。

どうしようもない現実

とはいうものの、では「発達障害」という、生まれたときから背負っている苦しい現実に何を学ぶべきなのか、と当人とご両親を含め関係者は途方にくれることと思います。いばらの道を歩んできた当人と家族は「きれい事はたくさんだ」と言うかもしれません。

*******

私のクライアントの一人である、大阪にお住まいの熊谷留美(くまがい るみ)さん(仮名)が私の仙台のセッションルームにご両親とともに訪れたのは約一年前のことでした。その前にご両親とは電話で何度か話をしたことがありましたが、短い時間でしたし、とても込み入った話だったのですべてを理解しているわけではありませんでした。留美さんのたどったプロセスは長く、複雑なのでとりあえず、要点のみまとめてみます。

父親の正史(ただし ※仮名)さんはITセキュリティー関連の会社でプログラマーをされていました。母親の順子(じゅんこ ※仮名)は専業主婦です。

母親の順子さんはとにかく育てにくかったと言いました。夜、ほとんど寝ないで泣いているので、ノイローゼになって、何度か御自身が入院したことがあるとのことでした。母親の順子さんの話はとても深刻で、とにかくこういう子を産んでしまったということで自分を責めていました。そして何度か留美さんを殺して自分も死のうと思ったことがあったとのことでした。

留美さんが5才のとき、家族で海水浴に行ったそうです。留美さんを抱いた順子さんは発作的に海に入っていき、できるだけ沖の方に泳いで行こうとしました。足の着かない場所まで行ったとき、やっとすべてから解放されると思ったそうです。塩辛い水をたくさん飲んだあと、自分たちが監視員に助けられたことに気づきました。

留美さん自身は開口一番、とにかく子供の頃から生きづらかったと言いました。
かすれた小さな声で、それでいて早口で話すのでなかなかついていくのが大変でした。
学校では小中高とにかくイジメにあっていたそうです。なんでイジメにあうのかわからなかった、とのことですが、言葉が人に届かない、相手に届く手前で言葉が下に落ちていく、というイメージをいつも感じていたとのことでした。もちろん、留美さん自身は一生懸命、人とつながろうとしていました。話題をあわせたくて、特に好きでもないアイドルグループのファンクラブに入ったり、おしゃれもしようとしました。でもおしゃれにしてもなにをどういう風にして良いのかわからず、すべて母親に聞いていた、とのことでした。

留美さんですが、勉強は出来ました。特に理数系の科目はいつも満点でした。数字を覚えるのも得意でしたし、一度見たものは忘れないとのことで、暗記物も得意でした。それで周りの女の子から勉強のことを聞かれることがよくあり、そのことで若干はイジメも緩和できたのではないかと御自身でも感じていたそうです。

物理の勉強がしたくて大学に行ってから、イジメはもっとひどくなりました。なんとか一年間は頑張ったそうですが、あまりに苦しくて家から出られなくなったそうです。家を出ようとすると冷や汗が出てきて過呼吸になるので、すぐに戻ってきてしまうようになりました。そして大学に行くことだけではなくて、どんなに近所でも家から出られなくなった、とのことでした。

大学は休学とし、1年ほど経ってやっと家から出られるようになると、大学病院での特別ワークにも参加し、臨床心理士の元にもずいぶん通ったそうですが、なにも変わってないように思えるとのことでした。そして最近は怒りが頻繁に出てきて、どうしようもない、と言いました。先日など家のグラスなどを入れておく背の高いサイドボードのガラスをこぶしで割りはじめて、血だらけになって、手の甲や手首を何針も縫うことになったとのことでした。正史さんが力尽くで羽交い締めにするまでやめませんでした。

私は医師ではないので、なにか診断をくだすことはできませんし、分類にそれほど意味があると思えませんが、大方の判断は「アスペルガー症候群」ということでしょう。知的障害を伴わない高機能自閉症ということで、高い記憶力・集中力、相手の気持ちや場の雰囲気を察することが苦手等の特徴があります。男性に多く、女性は比較的少ないと言われますが、留美さんのハイアーセルフに問い合わせたチャネリングでもそのように告げてきます。

父親の正史さんの言動はなにかとても違和感がありました。
留美さんが席を外すと、自分の親族にこんな人間はいない、自分の子供とは思えない、と私に告げました。子供の頃から、変な子供で愛情を注げなかった、留美がいつも泣いているの聞いていられず、自分だけ家を出ようと思ったことが何度もあったとのこと。そして正史さん自身の子供のころの話を始め、今の仕事であるプログラムにのめり込むようになったのは、友だちの会話に入って行けなかったからだと言いました。そのことは留美さんと似ているといいました。

チャネリングの告げてくるもの

留美さん一家は前日から仙台市内のホテルにお泊まりで、セッションは朝9:00から始まり、昼食休憩をはさんで夕方の18:00までという長いご予約でした。

それでいろんなことをチャネリングさせて頂きました。

◎チャクラバランス
まず、留美さんのチャクラバラスですが、
7-5
6-4
5-2
4-3
3-2
2-1
1-2

※最初の数字(左)はチャクラの番号です。
第七チャクラ(クラウン)、第六チャクラ(額)、第五チャクラ(喉)、第四チャクラ(ハート)、 第三チャクラ(胃)、 第二チャクラ(丹田あたり)、第一チャクラ(仙骨の下)
※隣の数字が評価値で5段階評価です。5が高いということです。5以上の状態もあります。

喉、胃、丹田、ベースあたりが低いチャクラですが、とりわけ丹田の辺りが低くなっています。

ここでは一つだけ丹田のチャクラ(第二)について述べれば、丹田のチャクラの役割は御自身の感情や欲求を通して物質世界を楽しむことに関係しています。肉体の部分としては女性の場合は生殖器、卵巣、膀胱を司っています。第二チャクラに問題があるとこうした肉体の部分に障害が出てきます。

第二チャクラが適切であれば、生きることへ関心が深く、人生を楽しみ、情熱的に生きるようになります。それ故、美味しいものを食べること、楽しみや喜びを共有できる人間関係を作ること、恋をすること、スポーツ、買い物を楽しむこと、おしゃれをすること、といった楽しい人生を送るために必要な能力が活性化されます。

このことで留美さんがどれだけ苦しい人生を歩んできたかが推察できます。そしてこのチャクラの状態はほぼ病気であることを現しています。現に留美さんはひどい生理不順とのことでしたが、もっと重い病気になっていないのが不思議なくらいです。

◎留美さんの青写真
ご両親からのご説明はとてもネガティブで、留美さんの将来に対する不安や恐れで一杯でしたが、留美さんの青写真は違うことを語っていたように思います。

留美さんのプロトタイプはなんと福祉関係の仕事を行うことでした。そしてその分野で新しい改革を行うリーダーになるというのが、大きな流れです。私も驚きはしましたが、降りてきたものはジャッジメントしませんので、言い方には気をつけましたが洗いざらいお話ししました。

ご両親はチャクラの話はとても熱心に聞いていてくださったように思うのですが、この青写真の話になると、何の戯れ言なのかという感じで笑っておられました。まず、留美さんが全く体力がないということ、それから人と仲良く出来た試しがないことを根拠に、そんなことはあり得ないといいました。この話題をやめてまた、留美さんがいかに他の子供と違っていたのか、いかに感情を抑えることができないか、これからなにをしたら良いのか、という話をしようとします。

ただ、まともに受け取ってもらえなかったかも知れませんが、それは留美さんの青写真であって、ハイアーセルフはそれに基づいてなにがどのタイミングで起こるのかというような時期の調整等色々なことを手配していました。

さらにもっと深いチャネリングを続けると、その中には、発達障害以外の問題も複雑に絡み合っているようでした。これのあぶり出しもやっていかなければなりません。
・遺伝的コード(Code)の問題をクリアリングすること、
・家族のコード(chord)を切る作業
・過去世からのカルマ的なパターンの除去
・「外的な影響」を取り去ること
・培われてきたエゴや信念の問題
などが重要な要素として出てきました。

それぞれ一つ一つがもっとその下の層をつくっていたり、もつれていたりすることがあり、項目のクリアリングで済まないことが多いですがここでは単純化して記します。

遺伝的コードは脳機能の回復を目指してDNAレベルでの修復を行うことです。
家族のコードはまず、母親との依存・共依存という関係性を作っているコードを切る作業が含まれます。
過去世からのカルマ的なパターンですが、これは決して過去だけのことではなく、未来世や並行現実・並行宇宙が含まれます。
「外的な影響」は留美さんが一時的にネガティブな状態の時に彼女のエネルギー体が部分的に薄くなり、そこから入り込んできた「存在」で、エネルギー体のマトリックスに住み込んでいるものです。具体的には肉体を離れてもなお3次元に留まっている魂(未成仏霊)やダークフォースと呼ばれる重いエネルギーの存在です。

これらは自分自身の努力ではなかなかに難しい部分と言えます。私の役割はそこにいち早く導かれるように手助けすることで、問題の深さのレベルと広がりを大きく視野に捉えながら(マッピング)、クリアリングできるものからクリアリングしていくことになります。そして私はよくこのたとえをよく使うのですが「いきなり玉ねぎの核に手を付けることは出来ず、外せる外側から順番に外していく」と伝えるようにしています。

高次の存在と新しい周波数

いままでのヒーリングは「できることだけやる」ということだったと思います。たとえば、こうした発達障害という難しい問題をあくまでもカルマ的なものと捉えます。そして当人がそのハンディキャップを抱えて頑張り抜き、それとともに人生を終えることを「尊いこと」と位置づけます。このどうしようない問題を抱えて人生を全うしたとき、カルマも解消され、次なる霊性向上のステップを上れる、というようなことです。これが「スピリチュアルな伝統」です。

そうした方に対するヒーリングの意味は「生きづらさの軽減」という程度です。それは「3次元のテンプレート内のヒーリング」と呼べます。

この問題はどうしようもないことなので、その中でやれることをやりましょう、という観点です。

それは現代社会の主流においてもそうでしょう。発達障害の人はこの社会に適応するためにできることをやりましょう、というものです。クライアントの現状と気持ちに寄り添い、クライアントのいま出来る、数少ないけれどもクライアントの特徴を活かした仕事を一緒に見つけ出していきましょう――そしてそこが大きな目標となります。心理療法士やソーシャルワーカーの仕事は社会適応のポイントである「出来る仕事」を見つけてひとまずは終わりでしょう。両親を筆頭に周囲の人々も「せめて人並みの生活ができるようになったら」と頻繁に口にします。

私が今回どうしてもお伝えしたいことというのは、ヒーリングによって「普通の人」を目指す社会適応のことではありません。わずかに社会で認められる能力を見つけ出してそこに活路を開く・生きるよすがを見つけ出すというような、妥協点や落としどころを見つけていくというようなことではないのです。

発達障害を抱えている人のスピリチュアルな真実を申し上げれば、これは「3次元の密度に押し込められた」ということです。つまり、発達障害の人たちというのは「より高い周波数を持って生まれた来た高機能の人々」のことです。地球という密度の低い場所に生まれてきたので「本来持っている高密度のテンプレートを活性化できなかった」というのが真相です。

これは言ってみれば、本来十分な日光と土からの栄養があれば、見事な花を咲かせる植物の種が、日陰のやせ細った土地にまかれたために、不十分な形でしか開花できなかったようなものでしょうか。その人がいまはどう見えようが、他の人がどう言おうがそれは間違いないのです。

「高い周波数を持って生まれる」ということは、形成異常や変わり者が生まれるということではなく、その人に関わった人々の「周波数を引き上げる役割を担う」ということです。そういった人々のことを「ライトワーカー(lightworker)」と呼びます。こうした人々の持つプロトタイプ(職業選択の原型)はほぼ間違いなく「人を助ける役割」を持っています。

そして「多次元のテンプレート」が一度整ってしまえば、肉体的にも精神的にも感情的にも、またすべてのエネルギー体に治癒が起きるということです。これはDNAレベル、量子レベルを含むすべてのレベル、エネルギー体のマトリックスのすべての層に関連しています。そこでは時間もさかのぼってヒーリングは起きます。「生まれ持った高機能」が復活する瞬間のことです。

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留美さんは「多次元の身体におけるブロック解除ワーク」を対面で一度おこなった後、遠隔で三度ほど行いました。それから「マルコニクス リキャリブレーション」を受けました。
断続的に続いたセッションですがその間にさまざな変化がありました。

まず、一旦はやはり怒りの爆発があったとのことで、これには対処の仕方を留美さんにお伝えしておいて、その怒りのためのワークによってなんとか家族に向けずに済んだとのことでした。

それから本人と家族が一番驚いたのは「声が大きくなった」ことです。声も昔のハスキーな声ではありませんでした。自分では大きく息が吸えるのがわかる、と言っていました。

そのせいもあるのか、人と目を合わせて話ができるようになり、最近、男性の友だちが出来たとのこと。

背骨に軽い側湾症(そくわんしょう)があったそうなのですが、それも治ったとのことでした。

それは留美さんだけの変化ではありませんでした。順子さんの留美さんへの心配が消えていました。親子コードのクリアリングによって依存・共依存という関係性がなくなったことによるものと推察されます。

癒やされなければならないことはまだ、たくさんあると私は考えています。やはり父親の信念が与える家族への影響は大きく、それは家族のダイナミクスとしてクリアリングすべきこととしてありますが、これにはまだ取り組めていません。

しかし、留美さんの家族はこれまでの変化だけでもとてもうれしいと言ってくれます。電話やメールでたくさんの感謝をいただきました。しかし、私自身はまだまだやれることはある、と思っています。

人の物理的な肉体は他のエネルギー体よりも変化を受け入れること(統合)が遅いので、成果がすぐに目に見えないということもあるかもしれませんが、それでもエネルギー体に行った施術はかならず、肉体に反映されます。

そして私は留美さんがこれからも様々な困難を克服して福祉の分野における改革者・リーダーとなることを絶対的に信じています。

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ヒーリングとは医学的な治療ではありません。医療の踏み込めない、より広範な事柄を扱う専門分野のことです。「歴然としてそこにある現実」に道を付けるための技術です。クライアントの抱える不快な現実を変えるためのモダリティーです。

ヒーラーはそのために自分の技量を磨きます。そして信念に踏み込みます。感情と時間に踏み込みます。時間軸に踏み込みます。過去世に踏み込みます。憑依に踏み込みます。並行現実に踏み込みます。エネルギー体に踏み込みます。量子レベルに踏み込みます。

そしてまたエネルギーを確信しています。チャクラを確信しています。クンダリーニを確信しています。高次の存在を確信しています。チャネリングを確信しています。人は本来、光であることを確信しています。

信頼できないヒーラーがいることを知っています。それは現代医療の医師も同様です。そして人はバイブレーションの法則に従って他者との関係性をつむぎます。もし、他者との関係性において不快な状況に陥ったのであれば、いまの自分自身がネガティブな波動を帯びているということを率直に認めていかなければならないと思います。自分の導かれる場所が内面の真実です。

高い周波数のエネルギーが降りてきています。
これはマルコニクス周波数だけのことではなく、高次の存在達が現在の世界をどのように捉えているのか、ということの一つの結論です。ライトワーカーたちは本来、人を助ける役割を人生の中心におくことを目的として生まれてきたはずなのに、みてみれば、自分の肉体的、感情的、環境的、関係性的な問題を囲って苦しんでいるだけのように見えるということです。もちろん、それらの問題は自分たち自身で生まれる前に設定してきたことなので、本来はそうしたハードルを乗り越えて、乗り越えたという経験を武器に、本来の目的に向かうというのが青写真です。しかし、現実はそうでないので、それを見かねて降ろしてきたのが新しいエネルギーということです。

そして高次の存在が、このエネルギーを使うヒーラーを支えています。

地球の密度の中心で[その2]――発達障害とともに人生を歩まれてきた方へ(了)

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