チャクラのキャップ考 其の三『外れてないキャップ』

チャクラのキャップ考 其の三
前書き

前々回の記事『チャクラのキャップ考 其の一 強情なキャップ』
前回の記事『チャクラキャップ考 其の二 外れてないキャップ』

今回のこの記事は「マルコニクス・リキャリブレーション」をこれまで受けたことがある方にとってはちょっとショックな内容かもしれません。
私は今回、この記事を書くことについてはとてもためらいを覚えました。
私を含め、エネルギーワーカーの仕事の根拠であり根幹となる部分については、科学的な証明が出来ないことがすべてです。

チャクラ、ヒューマンエネルギーフィールド、マカバ、高次元、アセンション等々、三次元世界の科学においてはどの概念も受け入れられていませんし、証明のしようがありません。また、そのどれか一つでも受け入れることは、科学全体のパラダイムシフトを意味します。

たとえば「リキャリブレーション」という施術についていえば「チャクラ」という言葉が一つのキーワードです(もちろん施術のシークエンスの一部でしかありませんが)。大概の人には見えていないし、証明もされていない「チャクラ」という概念をもとに、さらにそこに「キャップ」があるといい、そしてリキャリブレーションのシークエンスの一つはそのキャップなるものを外す、と言います。証明されていないことを根拠に論理を組み立てることは雲の上に雲を重ねるようなものかと思います。

しかし、それでも自分のミッションを理解しているエネルギーワーカーは「自分の手」を信じていると思います。それは手に感じるエネルギーの微細な振動であり、エネルギーのラインを捉える感覚であり、エネルギーが伝えてくる情報のことでしょう。そしてまた、エネルギーワークを受けたクライアントから頂く、病気が治ったこと、ネガティブなパターンを手放せたこと等に係る喜びや感謝の声を積み上げて、励みにしていることと思います。つまりエネルギーワーカーがやっていることは実感がすべてである、ということです。

チャクラのキャップ考 其の三
めぐみさん

そのクライアントの方が私のもとを訪れたのは今回の8月の東京滞在中のことです。

30代の女性の方で仮に「めぐみさん」とお呼びすることにしたいと思います。
※これから記すことはすべてご本人に公開の許可をいただいております。

私の「マルコニクスヒーリング」を受けたいとのことで、いつも通り最初に少しお話をお伺いすることにしました。

ヒーリングはこれまでに色々受けたことがあり、「リキャリブレーション」を受けたのは今年(2017年)6月上旬とのこと。

ただ、話とは別にちょっとご様子を拝見するとチャクラの状態に違和感を感じました。

通常、「キャップを外したチャクラ」は球状になっていくのですが、めぐみさんのチャクラはクラウンチャクラを除いてそうなっていないのです。

もちろんリキャリブレーション後のプロセスは時間的なことも含めて個別ですが、受けてからはチャクラは確実に球状になって過去のカルマティックなパターン等を解放していきます。2ヶ月も経っているのにこの状態はいかにもおかしなことです。

そのときのめぐみさんのチャクラの状態はこんな感じです。

※第七チャクラ(クラウン)、第六チャクラ(額)、第五チャクラ(喉)、第四チャクラ(ハート)、 第三チャクラ(胃)、 第二チャクラ(丹田あたり)、第一チャクラ(仙骨の下)
※隣の数字が評価値で5段階評価です。5が高いということです。キャップを外したあとは5以上の高い状態も当然あります。

7-5
6-2
5-2
4-3
3-2
2-1
1-3
────────────────────────────────────────

第二チャクラ(丹田あたり)が極端に低く、第六チャクラ(額)、第五チャクラ(喉)、第三チャクラ(胃)等他のチャクラも低くなっています。この状態は私のこれまでの経験からすると、ご病気の一歩手前の状態です。特に第二チャクラ管轄の器官(女性の場合は生殖器、卵巣、膀胱)等には障害が既に出ていてもおかしくありません。

聞けば施術をされた方はマルコニクスについて先駆的なプラクティショナーだったのでなにが起こったのだろうと思いました。

さらに調べるためにめぐみさんのハイアーセルフにも訊いてみたところ、愕然としました。チャクラのキャップが「第七チャクラを除いて外れていない」というのです!!! いまのチャクラの状態とも合致します。

ご本人に告げて良いものかどうかとても迷いましたが、ハイアーセルフのいうことを私は信じていますし、それで間違ったことはないので、言い方はあるかと思いますが、私の知っている真実を告げることにしました。

ご当人はご性格の明るい方で私の説明を聞いて「やっぱり」といって笑い出しました。リキャリブレーション後、なにも変わっていないのでおかしいと思っていた、とのこと。すごくあっけらかんとしていて救われたような気がしました。

それで「もう一度、外すことは出来ますか?」と訊かれました。
この施術は一生に一度と教えられていたので、二度やって良いものかどうかまた迷いました。

なにより、二度目を行ってそれでも外れなかったら、という不安がよぎりました。

めぐみさんにはなにより、ヒーリングに対する複合的なブロックがあることを私はすでに理解していました。

よくよく考えてみました。自分が人のエネルギーフィールド、そしてチャクラの状態を判断できるようになったことの経緯をもう一度思い出してみました。

私はカーサに通い始めた6年前、カーサのエンチダージに「私のクライアントが全体性を取り戻すために、私がクライアントの状態をはっきりわかるようにしてください」とお願いしたこと、そしてあの頃の気持ちをもう一度思い返していました。重いクライアントの病を治したくて、涙がでるほど本気でお願いしていたことを思い出していました。

色々考えることはありましたが、引き受けることにしました。

当日は予約されていた「マルコニクスヒーリング」ではなく、「スピリットヒーリング」に変更し、施術を終えました。「スピリットヒーリング」はエンチダージがその方にとって必要な事を手配してくれるので、最適ではないかという判断によるものです。そしてチャネリングでも確認しました。

チャクラのキャップ考 其の三
施術当日

施術の日が来ました。

めぐみさんは飄々とした感じでしたが、内心は少し緊張されているようでした。

施術は通常、一コマ90分でとっています。なにか予感がして、この施術のためにめぐみさんの次のコマは入れないことにしました。

──────────────

マルコニクス周波数だけを降ろすコーリングの後、めぐみさんのエネルギーとつながりました。たくさんのあくびが出ました。病の方のエネルギーとつながると出る反応です。他に咳やゲップである場合もあります。施術者によっても違うかと思います。

キャップを回す前に、「キャップのフタ」を切り取る作業です。これは切り取られていたように思いますがとりあえず行いました。

順調にいきました。

いよいよキャップを外します。

足裏のチャクラから外していきます。

呼吸を整えて、キャップをつかみました。

固いであろうことは最初から予測できましたので、思い切り力を込めてキャップを一気に回そうとしました。

――まったく動きません。

愕然としました。

はんだ付けされた大きなボルトを指だけで外そうとしているような無力感がありました。

もう一度、やってみました。

手首は回ろうとするのですが、指が動きません。キャップが外れまいとする意思をもっているかのようです。

さらに深呼吸して、気持ちを落ち着けて試してみました――ダメです。。。

焦りが出てきました。すでに外そうとしてから5、6分経っています。

いままでキャップの固い方はたくさんおられましたが、これほどではありませんでした。このままあきらめてめぐみさんにセッション代金を返して謝ろうかとも思いました。

でも、考え直してみました。めぐみさんが私のところに導かれたのは必然でしょう。めぐみさんのハイアーセルフもなんとかしたくて、私の所に連れてきたのでしょう。そしてめぐみさんはこの外れないキャップをつけたままこれからも同じ人生を歩むことになるのか――めぐみさんのこれまでの人生がどんなだったかは既にこの固いキャップが教えてくれているのではないか――そんな考えが頭に浮かびました。

普段は施術中には行わないチャネリングすることにしました。めぐみさんのハイアーセルフに訊こうと思いました。

そのとき、私の前頭葉部分が大きく上とつながったような気がしました。なにか目に見えない太い煙突のようなものが上にまっすぐに伸びています。上のエネルギーと隙間なく、十全につながったような感覚でした。

そしてこのマルコニクスのエネルギーを地球に降ろすことを決断した12次元の存在――「グレースエロヒム」にもお願いしました。

できるという根拠はなにもないのですが、なにか自信のようなものが湧いてきているのを感じました。ここに居るのは私一人ではないように思いました。

もう一度やってみようと思いました。

慎重にキャップに指をかけていきました。

「上」から「もっと深く」と言ってきます。

ぎゅっと指に力を入れました。

そうではない、言っているのが解りました。

指を鷲づかみのように食い込ませるようにつかみました。

OKがでました。このつかみ方で良いようです。

回しました。

最初の強い抵抗の後、少しだけ回りました。3センチくらいでしょうか。

キャップは必ず、一定の回数まわします。指を外してしまうとどのくらい回したのか、わからなくなってしまうので、指がキャップからはずれないように注意します。

また力が戻ってきました。そのまま息を吸い込み、続きを回します。

ギリギリと最初の一回転が終わりました。

続けてもう一度、そしてもう一度――。

最後の回転は前より軽くなったのが判りました。

はずれる、と思いました。

ゆっくりと慎重に抜いていきます。

やはりいままでの施術で感じたことのない抵抗を感じます。

油圧式のシリンダーを引き抜くように、本当にゆっくりしか引き出せません。

キャップに付いてくるデブリ(カルマの残骸等)は私には見えませんが、相当の量が予測されます。

デブリをできるだけそっくり抜き出すことも大事ですので、途中でちぎれてしまわないように慎重になります。

キャップをつかんだまま上に持ち上げていきます。デブリはズルズルと続いています。

ニオイが続きました。ご本人には失礼ですが、夏場のドブのようなニオイです――。

今日に限っては気にしてはいられない、と思いました。まだ、一つ目のキャップしかはずれていないのですから。

腕を持ち上がる限界まで持ち上げましたが、まだ続いているのがわかります。仕方が無いので後ろに移動しながら、残りを引き出すことにしました。

ズルズルと死んだ大蛇を引きずるように後ろに移動し、めぐみさんのエネルギーフィールドの外に捨てました。私が勝手に名付けている「ブラックホールのゴミ箱」に吸い込まれていきました。そのままニオイも消えていきました。

続いて、第二チャクラ、第三チャクラと外しました。コツはハイアーセルフが教えてくれました。
どれも手こずりましたが外れていきました。第七チャクラのキャップはすでに外れていましたが格好だけ同じようにやってみました。

キャップを外すシークエンスが終わるのに30分かかりました。通常は10分くらいですから、かなりの時間です。

とにかくホッとしました。今日の全てがこのシークエンスに掛かっていました。それ以降はいつも通りのシークエンスですので安心して行いました。

私が今回のことを記している理由は、チャクラのキャップが外れていないのは施術者のミスだ、とかクライアントの中にヒーリングに対するブロックがあるため、とかなにかが誰かのせいということを言いたいためではもちろんありません。あくまでこういうクライアントさんがいたということを私自身の記録として残しておくためです。

クライアントのチャクラの状態が判ること、エネルギーフィールドが判ることは、私がカーサに通い続け、カレントでのワークをエンチダージと続けていった末にやっと獲得した能力です。私の宝です。そしていま新しい時代のエネルギーワークをエンチダージの導きによって教えられ、その能力を生かすことが出来たということかと思います。そしていままでのクライアントの方々との経験と実感の積み重ねが試された機会なのだと思いました。

※施術は二日目もありますが、ここでは割愛します。

チャクラのキャップ考 其の三
長いセッションの後

長い長いセッションが終わり、めぐみさんと少しの間、お話ししました。

セッション中はなにも感じなかったと言いました。私の苦労している様子が、漏れてくる苦悶の声などで判ったらしく、申し訳ないという気持ちの他に少し笑いそうになった、とのことでした。

めぐみさんのこれまでの人生について伺うことができました。私にはそれがとても過酷なものに感じられましたがめぐみさんは天気の話でもするみたいにあけすけに語ってくれました。

リキャリブレーション受ける前のスピリットヒーリングのセッションでは、めぐみさんは自分の性格について、人と一緒にいるのが苦痛だと言っていました。仲良くなってもすぐに嫌になってしまうとのことで、これは幼稚園や小学校の頃からそうだったとのこと。

第三チャクラが低かったということから、お母さんの話が始まったように記憶しています。
第三チャクラ(胃)を考える上で大事なことはこのチャクラは「御自身の人生において、みずから人生の方向性は自分で決めていく、自分の人生は自分で責任を取っていく、自分の人生は自分で支配する」という役割です。第三チャクラのバランスが崩れてくると他者との間に依存や共依存という関係を築いてしまうことになり、御自身が真に望む人生を生きられなくなってしまいます。

かいつまんで申し上げると、めぐみさんのお母さんはめぐみさんが物心ついたころから新興宗教にはまっていました。人生で起こることのすべてがつらく感じられて、なにかあるたびに施設に通い、寄付を繰り返していたとのことでした。もちろん、人にも同様で、いろんな人に依存し、自分の子供にも依存していました。めぐみさんの父親は仕事ばかりで自分の妻にも関心が薄く、状況は悪くなるばかりでした。

めぐみさんには姉が一人いて、お姉さんの父親はめぐみさんの父親とは違います。つまり、お姉さんは父親の連れ子です。父親が再婚した後、めぐみさんは生まれたということです。お姉さんは小学生の頃、今のめぐみさんのおかあさんと一緒に暮らし始めるわけですが、お母さんは連れ子のお姉さんをどう扱って良いかわからず、なにかこわれものでも扱うように育てたということでした。もちろん、父親はまかせっきりだったそうです。

それでめぐみさんは詳しくは語りませんでしたが、お姉さんはとても変わった性格だったとのことでした。そしてめぐみさんが中学生の頃、両親とのすべての縁を切って消息不明になったとのことでした。

また、めぐみさんもお母さんのだれにでも依存してしまう性格が耐えられず、やはりお母さんとは縁を切ることになったそうです。

私からは人を赦すことの大切さをお話ししたように思います。

**************

めぐみさんから聞いた話はこれが全てです。

しかしながら、チャクラは嘘をつきません。チャクラはその人の人生全てが表れます。

そしてキャップを外されたチャクラはすべての他者とのカルマティックな関係性、ネガティブなパターン、隠されたエゴ等をすべてゆるやかに解放していくことになります。

めぐみさんがこれまでの繰り返されるパターンを手放し新しい現実を歩まれること、そして御自身の人生の目的について明確に理解されるようになることを心からお祈りしたいと思います。

チャクラのキャップ考――外れていないキャップ(了)

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